2019.3.19
4年間
ものすごく久しぶりな投稿になってしまいました
ここ数か月、めちゃくちゃ忙しくてなかなか時間が作れず…
そんな佐倉ですが、先日、大学を卒業しました
高校のころからずっと行きたかった大学だったので合格した時はとても嬉しかったなあ
理系大学なのでテストや出席が厳しくそれなりにハードだったけど、自分の好きな分野を学べて本当に満足でした
部活は写真部に所属していて、部活も真面目に楽しく取り組むことができて充実していました
被写体活動を始めたのも大学入学した頃で、この時はまだまだお仕事ももらえてなかったし写真についての知識も全然なかったのに今では絶えずお仕事をいただけて本当に感謝しかありません
これを機にこの4年間を振り返ってみようかなと思います
実は、雑誌に出ているような読者モデルさんになりたくてこの表の世界に飛び込みました
初めての撮影はファッション系のwebサイトのスナップ撮影
心臓バクバクしながら事務所に行って、大きいカメラでたくさん撮られてとにかくものすごく緊張したなああああ
その時、なぜか「楽しい!」という感情はあまりなくて
私を見ているのか洋服を見ているのかはたまた違う何かを見られているのか…
その数か月後、高校の写真部の友達にポートレートの練習に付き合ってほしいと言われ、何回か撮影に行きました
それが毎回とても楽しくて!私を表現出来ている気がして、私の目指していたのはこれだったのかな、と思うようになりそこから被写体活動を本格的に行うようになりました
大学2年生になってから写真展に少しずつ起用していただけるようになって、特にPPA展ではカメラマンとして出展した事で私の社交性が大きく広がった気がします
大学3年生になった頃には様々な方から「Twitter見て一度撮りたいと思って依頼しました!」と言っていただける事が増えて、非常に嬉しかったなあ
実は、ある有名な被写体さんが大学写真部の先輩で、その方の存在が自分の中で非常にひっかかっていました
私は被写体活動をしている事を大学では秘密にしているのですが、大学写真部のメンバーには打ち明けていました
そんな部員たちは先輩の事ばかりすごいすごいと褒めていて、私はいつも比べられている気がして心苦しかった
先輩はモデルとして才能があるし顔も綺麗で、私はみんなの言う通り褒められるような人間じゃない
疎外感に苛まれ寂しく思うも活動を続けていました
私よりも若くて活動歴が浅いにも関わらずフォロワーが2000、3000人の撮影会モデルさんなどもたくさんいて、オーディション形式のモデル募集の案件に応募しても不採用ばかり
展示に起用されてうきうきで見に行っても私は端っこの小さい写真に写っているだけ、ということもしばしば
一番悔しかったのは、とある展示でお会いした方に自己紹介したら「ああ、有名じゃない方の佐倉さんね」と言われた事
撮影会に入って知名度を上げた方がいいと言われ、それも考えたのだけど、私のポートレートに対する考えには撮影会はどうしても合わなくて
大変なのはわかっているけどフリーでい続けました
大学が忙しくなってきて、学業と被写体活動の両立にも悩まされました
平日は毎日大学に通って部活動もして、被写体業で稼げるわけもないのでバイトもしていたので土日はバイトと撮影
友達とはあまり遊べないし家族と出かける事も少なくなっていきました
大学での研究が忙しくなっていくと今度は撮影にすら行く時間が取れず、たくさん撮影に行っているモデルさんたちがすごくうらやましく感じる事もありました
それでも大学生の私があるから被写体としての私があると自分に言い聞かせ、なかなかに厳しい大学生生活を送りました
もちろん、何回も被写体を辞めてやろうと思いました
Twitterで心無い言葉をかけられ、条件に合わないと言えば2ちゃんねるに根も葉もない事を書かれる
それでも私は絶対に大学を卒業するまでは何があってもやり遂げる、絶対に見返してみせると決め、誰にも悩みを相談することなく一人地道に活動し続けました
そんな私が来月、プロ写真家小林幹幸さんが選ぶ東京のポートレーター&モデル45人の写真展「TOKYO MODELS 2019」に参加します
きっちん篠山。さんから「小林さんから佐倉さんとペアで出てほしいと言われた」と連絡をいただいた時本当に嬉しかったし、なにより他の出展者さんたちがすごい方ばかりで私が同じところに名を連ねているのが不自然で仕方がなかった
ああ、努力し続ければ、どこかで誰かが見てくれているんだって心から思いました
苦節4年、辛い事の方が圧倒的に多かったけれど4年前の私に諦めないでよかったよと伝えてあげたいです
フリーで誰のつてもなくずっと苦い思いをして日陰で活動していた私ですが、私なりの信念を貫き続け地道に努力していけば、いつか桜は咲くんだと実感しました
私は芸能人でもないしインフルエンサーでもないけど、被写体活動を通して多くの人に少しでもポジティブな感情を与えられればいいなと思っています
通勤途中の電車の中、お疲れの帰りのバスの中、そんな時にふと開いたTwitterで流れてきた私の写真を見てなんかいいなって思ってもらえれば嬉しいです
そしてなにより、私を撮ってくださった方みんなに「ポートレートってたのしい!」と思ってもらえるようになりたいです
私はポートレートが純粋に好きだから、その楽しさをカメラマンの皆さんと共有したい
だからこそ私はお高く留まらず、いい意味で"誰でも撮れる被写体であり続けたい"なと思います
そしていつかもっと大きな舞台にたてるように、頑張ります
これから大学院に進学し、まだまだ学業も被写体業も頑張りますので応援よろしくお願いします!
ここまで読んでくださりありがとうございました
Sakura Ayami Official Page
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